2024 K4GP 夏の10時間耐久 結果は!?
こんにちは、監督の由元です。今年の夏もすごい暑さですね。生ビールが美味しくてたまらない^^🍺
さて、今年の夏の10時間耐久のレポートです。
スケジュールは、8/9(金)がピットへの車両搬入、8\10(土)が練習走行、8\11(日)が決勝。
練習、決勝とも天気は良く、終日ドライで走ることができました。
今回、481号車は冬のレースでのクラッシュから箱替えしての参戦なので、まずは以前の車と同様にトラブルなく走り切れるかが課題でした。
481のドライバーは高齢、、、、いや恒例の5名、カルロス本田→阿部→遠藤→芝→田村(章彦)の順で概ね2時間ずつ走行。
482のドライバーは、芝→小林→周山→石原→田村(章太)の順で概ね2時間ずつ走行。
燃料制限はTOTALで81(L)ですので、1時間に8L程度の燃料消費になる馬力に設定して車を走らせます。
8/9(金)~8\10(土) 準備
8/9(金)にピットに車の搬入が可能ということで、早々と車を搬入。8/10(土)は午前中にテスト走行があるため、朝からピットの設営、車の準備を行いました。
Wi-Fiのチェックや車載カメラの動作や充電の確認等、設備が充実してることに伴い、年々やることが増えてるような?バタバタと準備している間にテスト走行の時間になってしまいましたが、テストは特にトラブルはなく順調に進み、各ドライバーが車とコースの感触をつかみます。
8/11(日)決勝
いよいよ決勝、当日。
スタートは8時のため、朝6時には代表者ミーティング、そして7~8時にコースイン。この時間のスターティンググリッドは、K4GP名物、スタータの方々の仮装も相まってどのチームも華やか!
我々のスタータの仮装は、伝統の(?)ピカチュウと、今年から導入の新キャラ20世紀少年。大勢に声を掛けられ、大盛り上がりでした^^
朝8時、いよいよスタート!
なんとスタート数秒後に482号車が他車と接触!スタート直後に一度ピットインしてガムテープで修復して走行するこになりました。
その後は予定通りに周回を重ねていきますが、482号車のドライバーがピット出口の赤信号を無視してコースインし、ピットスルーペナルティを受けることになってしまいます。しかも1回目ピットスルーがSC(←セーフティーカーラン)中に実施したためペナルティー消化にならず、実際には2回のピットスルーを行うことになり、482号車は大幅にタイムロス。
一方の481号車は順調に周回を重ねていましたが、この日は気温が高く、ドライバーに熱中症の症状やトイレ行きたい訴えがありあり、早めのピットイン、ドライバーチェンジを決行する場面がありました。その後、481も二つの車両トラブルに発生。一つは、足回りからの異音の悪化。緊急ピットインして調べるも、足回りに異常はなく、そのまま走行することに。もう一つは水温上昇。水不足を疑ったもののピットで確認したが、水は入っている様子。結局、2つのトラブルの根本原因がわからないままゴールはできましたが、確認のためにピットインやペースが上げられない期間があり、計画通りにはいきませんでした。
17時、ゴールまで残り1時間。燃料残量に少し余裕があったためラストスパートをかけたもの、17:45くらいにまたSCとなってしまい、燃料余り気味のままSCに先導されます。
18時のゴールの時間まで、結局レースは再開されず、SC先導のままチェッカーフラッグが振られました。481号車がクラス7位(ビート勢トップ)、482がクラス10位(ビート勢3位)でのゴールとなりました。
色々とトラブルやペナルティがありながらも上位でゴールで来たことは嬉しいです。しかし目標であるトゥデイには残念ながら勝てず、6位入賞まであと一歩。
んー、目標の優勝には遠いですね。まだまだやめられなさそうです。
これからも、より上位を目指して、開発進めていきます!
今回の大会の中で、主催者側から、今後「24時間耐久レース」の開催を検討している話や「660FESTA」との併催を試みた話を聞き、K4GPがより良いイベントとして発展し続けていることを感じました。
K4GPが、ルマンやニュルブルクリンクに次ぐ、世界的な耐久レースに成長することを期待しています。
この記事を見て、由元ガレージの活動やK4GPに興味を持っていただけたら嬉しいです。