え?フルコン化がこの価格?Speeduino ECU

 こんにちは、監督の由元です。
 時が経つのは早いもので、3か月ぶりの投稿になりました。

 さて、2/8(土)~9(日)で行われたK4GPのレポートです。
 通常なら冬の7時間耐久レースに参加するところですが、今回は諸事情によりレース参戦は見合わせたため、レースレポートではなく、レース会場に出展したレポートです!

 すでにInstagramやFaceBookでは紹介していますが、昨年から開発している、Speeduinoという電子工作向けマイコンボードArduinoを使ったECUの展示とデモをやらせていただきました。
 日本で汎用ECUと言えばMoTeCやLink等が有名ですが、海外には、Speeduinoの様に汎用のマイコンを使ったオープンソースECUというのがあり、無償でネット上に回路図やプログラム等の技術情報が公開されてるんですね。
 今回展示したECUも、ネットから情報を得て、部品を集めて自作したECUでございます。
 日本ではまだこういったオープンソースECUの認知度が低く、私も存在を全然知らなかったのですが、これを知った時にはとても感動し、「これをもっと広めたい!」との想いで出展を決意しました。

 「え?フルコン化がこの価格?」をキャッチコピーに、たくさんの方に紹介することができました。やはりご存知ない方が大半で、出展した甲斐がありました。

のぼり旗も作りました(笑)
シルバーのビートでセッティングやデータ変更のデモを行いました。

紫の基板が正規に購入したSpeeduino基板。緑の基板は公開情報を元に作製した互換品。右のアルミケースの収まっているのが完成品。

デモの様子。皆さんとても興味を持って話を聞いていただきました。

 さすがK4GPの会場だけあって、たくさんの方に来ていただき、ECUについて本当に興味深く話を聞いたり、デモを見て驚いてくれたことが、とても嬉しかったです。
 また皆様からの貴重なご意見もいただき、今後の開発の方向性を決めるきっかけや、モチベーションになりました。
 今後、更に開発を進めて、皆様にも公開、提供しつつ、我々も、夏のK4GPはこのSpeeduino ECUにて参戦することを目標にしています。
 開発の様子、ECUの作り方、使い方等は、また改めて紹介していきたいと思います。

パンフレットの広告にも掲載。

YOUTUBEライブでも紹介いただきました。

宿でのスタッフとの綿密な打ち合わせ(笑)。


Spuuduinoの公式サイトから購入や情報収集が可能です!


互換品の自作キット、組み立て済完成品は、こちらでも購入も可能です!