カーボンニュートラル燃料とフルコン化で旧車を未来へ!

由元ガレージは、ホンダビート× Speeduino ECU×カーボンニュートラル燃料(以下CN燃料)という組み合わせで、2026年2月21日に開催されるK4GP4時間耐久レースのGP-Mクラス※に参戦します。
※水素燃料/CN燃料/BEV/HEVなどのカーボンニュートラル対応ユニットを搭載した車が参加できるクラス。GP-MのMは「未来」の頭文字。

30年前の車であるホンダビートを、最新のCN燃料と、CN燃料に合わせたECUの再セッティングによって「未来の車」に変化させ、どこまで戦えるのか。

新しい挑戦をします。

電動化だけが環境改善ではない

昨今の電気自動車の進化は素晴らしいものがあります。一方で、充電スタンドを初めとしたインフラ整備や、バッテリーや電気の製造過程でのCO2排出等、まだまだ課題もあります。

ガソリン車については、長年、走行中のCO2排出が課題になっていました。CN燃料が普及すれば、CO2排出問題や化石燃料の枯渇の問題を解決しながら、100年以上の歴史のある内燃機関の進化やインフラを活かすことが出来ます。
そして、燃費や排ガスを理由に淘汰されつつある旧車も、CN燃料とECU再セッティングすることで、脱炭素を実現した「未来の車」へと進化させることが出来ます。

この取り組みは、新しい電気自動車よりも、旧車やガソリン車が好きな方、エンジンの音が好きな方、この文化をまだまだ残したい方に、ぜひ注目してもらいたいです。


使用する燃料「ETS RenewaBlaze Nihon R100」とは

ドイツの燃料メーカー、ハルターマン・カーレスの燃料です。
食物にならない植物の葉や茎の端材を原料としたバイオマス燃料で、化石由来の原料を一切使用しておらず、かつエタノール量が少ない、従来のガソリンに近い特性のCN燃料です。
2023年以降、日本のトップカテゴリーでも使用されており、二輪では全日本ロードレースの最高峰JSB1000クラス、四輪ではスーパーGTの指定燃料になっています。

エタノール量が多い場合、燃料系部品の材質をエタノール対応品に変える必要がありましたが、その必要がありません。
但し、理論空燃比や比重が通常のガソリンとは異なるため、モータースポーツで使うためにはECUによる燃料セッティングが必須です。

K4GP GP-Mクラスへの参戦にあたり、日本の代理店である株式会社モトリティ様にご協力いただいています。
モトリティでは、この燃料だけでなく、E85燃料など、いろいろな種類のCN燃料を取り扱っています。


Speeduino ECU と組み合わせて

CN燃料に合わせた燃料セッティングは、由元ガレージがいままでのK4GPのレースでも使用しているSpeeduino ECUを使用します。

「自作できるECU」「学べるECU」という価値だけはでなく、CN燃料との組み合わせによって、「旧車を未来につなぐECU」という新しい価値が生まれます。


良いパートナーシップ を目指して

電気自動車が進化し普及する一方で、ホンダビートなどの昭和から平成初期の旧車に、改めて注目が集まっています。特に市場の価格上昇は、従来の車を愛する人たちの想いが、確かなニーズとして表に出てきた結果だと感じています。

CN燃料の普及は、そのような旧車を愛する人たちが協力して進めるべきではないでしょうか?

由元ガレージは、「旧車の未来を作る」という思想と技術を共有するパートナーシップ を目指しています。

K4GPのGP-Mクラスへの参戦、クラシックカーや旧車のフルコン化+CN燃料化など、
この挑戦に共感し、共に実証・実践する仲間が増えることを期待しています。