安いガソリンで良いの?ガソリンと燃費の関係
暖かくなり季節は変わってますが、相変わらずガソリンの価格は高いまま変わらないですね。
他にも色んな物の物価があがり、生活が圧迫される中、少しでもガソリン代を浮かせたいと思いませんか?
そんな時に1円でも安いガソリン、しかもレギュラーガソリンを入れて満足してないでしょうか?
確かに安くガソリンは買えていますが、燃費を考えたときに、その選択は正しいのか?
安いガソリンは減りが早いのか?
技術的な観点で少し考えてみたいと思います。
ガソリン比重と燃料噴射制御
エンジンには理想の空燃比(=A/F(えーばいえふ))というのがあります。車に少し詳しい方ならご存じかと思いますが、ようは空気とガソリンの混合比(AIR/FUELレシオ)です。詳しくはググってください(笑)。
昭和の電子制御がない時代なら、ガソリンの単価は1リットルあたりの値段で良かったのでしょう。
しかし今どきの車は、A/FセンサやO2センサ等を使って、上記で説明した空燃比を一定に保つように制御されています。そして、この空燃比の単位は体積比ではなく、重量比なのです。
何が言いたいかというと、今は、ガソリンを単価は、1Lリットルいくらでなく、1kgキログラムいくらの方が良いのでは?ということ。
販売されているガソリンの比重は、0.74~0.78(g/cm3)と結構ばらつきがあります。約5%の差、値段にすると8円くらいのばらつきでしょうか?
更に地球にやさしいバイオガソリンになると、純ガソリンとは理論空燃比や発熱量が変わり数円の燃費の悪化要因になり得ます。
頑張って1~2円安いガソリンをいれたとしても比重が軽いガソリンだと、上記のエンジン制御によって多めにガソリンを使ってしまうため、燃費は悪くなるかもしれません。
周りより1~2円安いお店に給油渋滞があるガソリンスタンドを見ると、そんな説明をしたくなります、、、。
オクタン価と点火時期制御
レギュラーとハイオクでは、ハイオクの方が値段が高いのは周知のとおりです。
ハイオクはアンチノック性が高いガソリンで昔のスポーツカーでは、よくハイオク指定の車がありました。
オクタン価に関してはググってください(笑)。
ここで言いたいのは、今どきの車は、ノッキングの制御により、ハイオクでもレギュラーでも最適な点火制御をしてくれるので、ハイオクを入れれば、それなりにパワーも燃費も向上します。だからレギュラーガソリンにこだわらなくてもよいのでは?ということです。
例えば、ハイオク170円、レギュラー160円とすると、金額の差は6%程度です。
ハイオクがレギュラーに対して6%以上燃費が良くなるのであれば、ハイオクの方がお得ですよね。
走り方によって、効果は変わりますが、街中のような、比較的低速度で加速減速が多いようなところでは、ハイオクの方が10%以上燃費がよくなるのではないでしょうか?試す価値はあると思います。
以上のことから、条件によっては値段高めのガソリンや、ハイオクの方がお得なことがあるので、どのガソリンを入れるのがベストなのか、興味をもっていただけたら嬉しいです。
例えると、同じ150ccの味噌汁でも、味噌の量や、塩分の量には5%くらいさがあるから、1~2円安い味噌汁を選ぶ意味ってある?ってことです。
たまたま安いと思っていれたガソリンの比重が軽めで、オクタン価も低めであれば、なんか安いガソリンは減りが早いと感じることもあるかもしれません。
逆に、高いガソリンで燃費が良いと感じることもあるでしょう。同じガソリンでも性状に多少ばらつきがあって、それが技術的な観点で、燃費に影響する可能性があるよ、という話でした。


